【2015年1月27日更新】
みなさんこんにちは~。 毎月27日担当の熊本ダイビングサービスよかよかの中野が、熊本の水物語りと天草の海のお話をお届けします。
もうすぐ2月になる天草の海ですが、水温も今年はあまり低下することなく、例年より1~2度ほど高い状態です。
陸上の暖冬の影響が水中にもあるのでしょうかね。
季節は確実に歩みを進めており、1週間ごとに見違えるほどの海中の変化を感じます。
ピークの見頃は3月~4月頃ですが、天草の海の中に海中林ができる時期になります。 満潮と、干潮と、両方楽しんでいただきたい海藻の森です。
親ダンゴが7個体見られた2015年の冬ですが、オスダンゴが卵保護に入ったものと見られ、観察できる数が減ってきました。
もうすぐきっとたくさんの天使の赤ちゃんダンゴが見られるようになりますね。 例年、天草のニモダンゴの季節は2月~3月の初旬となります。
12月~1月の人気者となっていたアイナメの卵ですが、順調に孵化が始まりました! これできっと来シーズンの冬も、アイナメの宝石のような卵が楽しめるかと思います。 楽しみですね!
天草の毎年の冬の風物詩、ヒイラギ流星群もそろそろ始まりそうです。 数万匹のヒイラギが流星のように夜の水中を駆け巡ります。 上級者向けですが、ぜひ見ていただきたい景色ですね。
冬は太陽高度が低いので、水中でも斜光を取り入れた撮影ができるようになります。 クラゲが多い時期になってきましたので、浅場でこうした撮影も楽しいですよね。
また、昨日のダイビングでは、学生時代に見て以来久しぶりに天草の海でアンコウに出会えました。
沖永良部島からGTダイバーズの上原さんがお越しだったのですが、2人で大興奮!!
お店で解散してから、自宅にカメラを取りに帰り、100ミリマクロ仕様と、スーパーマクロ仕様のデジイチを2台抱えて気合いを入れて、
「まだ居ますように~!!」 と祈るように潜ってみたのですが、現場についたら姿が見えず・・・
さすがに5時間も経過してたら居ないよね・・・
辺りを3往復し、必死に捜索しましたが見つからず、潜水時間も70分経過、残圧も100を切り、諦めようかと思ったときに最後にもう一度だけ、
「いや、現場百編だ!!」 と考え直し、5時間前に見た場所に戻ってみたら、ちゃんとそこに居ました(^_^;)
5回もそこを見てるのに、居るのが認識できない、という凄いアンコウの隠遁能力ですよね。
冬の晴れた日には湧水ポイントでのダイビングも最高です。
透明度50mのクリアブルーの水と、美しい緑の水草の草原と、光合成の酸素気泡が歓迎してくれますよ。
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水中写真家:中野誠志
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